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オフセット印刷に使われるインク

大量の紙に素早く印刷することのできるオフセット印刷。

 

じつは、その印刷で出せる色はすべて4つの色の組み合わせで成り立っていること、知っていましたか?

 

その4つの色とはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)とキー・プレート(Key Plate)のことで、それぞれの英語表記の頭文字をとってCMYKと呼ばれています。

4つめのキー・プレートのみ色を表す英語ではありませんが、これは“黒”を表しています。
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(左上から時計回りにシアン、マゼンタ、キー・プレート、イエロー)

 

 

上のイラストの4つは、それぞれ比率が100%で、ほかの色は0%で何も混ざっていない状態です。

この比率を50%、70%などに調節して赤や緑、茶色などの色を出すことができる、という仕組みです。

 

たとえば、マゼンタを100%、イエローを100%、シアンとキー・プレートは0%に調整すると、

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↑このような赤色になります。

 

このCMYKで作れない色(特色といいます)もありますが、この基本色だけでも十分な色の表現ができます。

 

CMYKのカラーチャートはインターネットでも見ることができます。

ぜひ、お気に入りの色を探してみてください。